ブログ

教育

ニュース

髪型の自由と「校則」の合理性

大阪地方裁判所は、大阪の府立高校における染色や脱色を禁止した校則とそれに基づく生徒指導について、合法性を認める判断を下しました。裁判所は校則の教育目的からの合理性を認め、教師による生徒指導も問題ないと判断しました。ただし、生徒が本来の地毛が黒でなかった場合や、その事実の立証ができない場合には、教師の指導が正当とされる傾向があります。
ニュース

「冬でもコート着るべからず」訴訟で是正できるか~ブラック校則を見つめ直せ➂

校則は法律上の要請に基づくものではなく、学校が自主的に作成する内部的な規則です。校則改正には法的手続きが存在せず、裁判所の司法審査も限定的です。しかし、憲法に基づき人権が保障されており、人権制約を理由に校則改正を求める確認訴訟や損害賠償請求などの法的手続きが考えられます。地道な運動や学校への訴えかけも有効な方法であり、関係者の意識改革も重要です。
教育

ブラック校則を見つめ直せー大事なのは、話合いの機会が与えられているということ

「真相は藪の中」という言葉は、関係者の認識の違いにより真実が明らかにならない状況を表す。芥川龍之介の小説「藪の中」に由来する。福島県でのいじめ調査結果の不開示決定に関する取消訴訟で男性が勝訴し、個人情報の配慮は必要だが開示の工夫が可能であったとの判断が示された。
ニュース

朝ドラ、「おちょやん」がもし現代の話だったら?ネグレクトと、児童福祉法に基づく施設入所について

朝ドラ「おちょやん」はコメディ仕立てで明るい雰囲気ですが、主人公のちよちゃんは早くに母を亡くし、苦しい環境に置かれています。もし現代の話なら、児童相談所の関与があるかもしれません。一時保護や施設入所などの措置が検討される可能性もあります。不遇な環境でも明るくたくましく生きるちよちゃんの姿は素晴らしいが、虐待は深刻な問題であり、社会全体で対策を考える必要があると思います。
教育

ホワイトな校則はそもそも「無い!」

私は男子校に通っており、自由な校風で校則を見たことも経験したこともありませんでした。ポケベルやPHSの所持は当たり前で、私服通学やアルバイトも許可されていました。学校の授業も自由で、自習時間と称して自由時間もありました。このような自由な校風で3年間を過ごし、自由な人間に成長できました。
ニュース

ブラック校則を見つめ直せ

納得できないルールを漫然と守ることは、不正義を見過ごすことや自尊心の軽視につながる可能性があります。おかしいと思うことには声を上げることはワガママではなく、大切なことです。ニュースによれば、生徒が校則の見直しを提案した学校もあるようで、民主主義のはじまりとして素晴らしい取り組みだと感じました。
ニュース

鬼滅の刃と残酷描写

鬼滅の刃の映画を子どもに見せるべきかどうかが議論されています。映画には残酷なシーンが含まれており、子どものトラウマの原因になる可能性があるためです。しかし、子どもの性格や年齢によって対応は異なるべきであり、子どもが見たいという場合は制限する必要はないと考える人もいます。
ニュース

自殺の原因

長崎市で高校2年生の男子生徒が自殺した事件において、学校や県の対応が問題視されています。学校が遺族に「突然死にしないか」と提案し、県も「突然死の可能性はあるかもしれない」との見解を示したことが報じられました。自殺の原因は明らかにされていませんが、学校や自治体、教育委員会による「隠蔽」や「口封じ」のような対応が問題とされています。このような対応は、自殺した本人や遺族に対して配慮が欠けていると指摘されています。
教育

子どもと時間

子どもの自由な時間が減少し、多くの習い事や予定に拘束されている現代の子育てに疑問を感じています。自由な時間を通じて子どもたちは考える機会を得て成長し、自己を確立していくと考えています。自由な時間は自我の育成に必要であり、社会に出る際にも重要です。最近の子どもたちにはこのような時間がなかなか与えられていないため、子どもたちには自由な時間を作ってあげるべきだと強調しています。
教育を受ける権利

試験にノートを持ち込んでも良い?

記憶力に依存しない思考力を重視したテストが始まり、ノートの持ち込みが認められるようになりました。これにより、学習態度や意欲に良い変化が生じ、生徒たちの主体性と創造性が育まれています。この動きは、現代社会において記憶力だけでは役に立たないため、学力判断に疑問が持たれていることから生まれました。将来を見据えて、子どもたちが自発的に学び、創造的に成長することが期待されます。
教育

日本学術会議と子ども

日本学術会議が「我が国の子どもの成育環境の改善にむけて‐成育空間の課題と提言2020‐」という提言をしていることについて触れられています。提言では、少子化、児童虐待、子どもの貧困、自殺率の高さなどの問題に対し、子ども関連予算の改善と外遊びの機会の重要性を訴えています。
教育

あだ名は禁止?名字に「さん」づけがルール化

学校での生徒の名前呼びにおいて、名字に「さん」づけのルール化が進んでいることについて言及されています。このようなルール化が一律に禁止のルールを作るという表面的な問題解決に過ぎず、本質的な問題解決には至らないと考えています。あだ名がいじめの原因ではなく、いじめを誘発する状況や人間関係、家庭関係に焦点を当てるべきであり、生徒にあだ名の意味を考えさせるべきだと主張しています。
教育

運動会

特に弟がリレーのアンカーで走る姿に感動しました。運動会の後には通常、お疲れ様会が開かれるのですが、最近ではそれほど喜びを感じなくなってきたようです。代わりに遊びに行くためのお金が欲しいと話していました。これも成長の一部であり、自分自身にとって心地よい場所を見つけて大切にしていくことが重要だと感じています。
教育

「出来ないこと」、「苦手なこと」を知るという「学び」

学校の勉強や学校生活において個人の得意不得意や好き嫌いが生じることについて触れています。個人差や特性のある学びや人間関係を尊重する必要性を強調し、学校は自分の苦手や嫌いを知る場であると述べています。個人の特性に合った成長を促すことが重要であり、学校の成績優秀に過度にこだわることで成長の機会が奪われる可能性があると指摘しています。
ニュース

自己決定権について⑴好きなものを着ていけばいい

兵庫県の中学校が男女ともにスラックスを標準制服としたことについて触れています。服装の選択は自己表現や自己実現の一環であり、個々人が自分自身の好きな服を選ぶことが重要であると考えています。ジェンダーレスの観点からも興味深いものであり、多様な価値観を尊重し、個々人の自己決定権を重視する意味でも注目に値すると述べています。