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あだ名は禁止?名字に「さん」づけがルール化

学校で、生徒の名前を呼ぶときに、名字に「さん」づけで呼ぶことのルール化が進んでいるようです。あだ名がいじめに用いられることがある、ということが理由のようです。

このようなルール化の傾向を知り、私は「いかにも日本の公立学校のやりそうなこと」と感じました。何か都合の悪いことがあると、その表面的な問題点を見つけ、一律に禁止のルールを作ってしまう。これがお決まりです。

そもそもあだ名があれば常にいじめにつながるものではなく、いわゆる「良いあだ名」も多数あるのが実情です。また、あだ名を禁止すればいじめが無くなるというものでもなく、その意味ではあだ名の禁止がいじめの撲滅にどの程度の効果があるかと言えば疑問です。

仮にあだ名によるいじめが横行するのであれば、そもそもあだ名によるいじめがどうしてよくないことなのかを生徒に考えさせることが教育ではないでしょうか。

結局、いじめの問題は、あだ名が原因ではなく、いじめを誘発する状況や人間関係、家庭関係にあります。なので、大切なことはこのようなそれぞれの問題にきちんと切り込んで解決を試みることです。

そのことを踏まえずに単にあだ名は禁止とだけしてしまうと、子どもたちは、何か都合の悪いことがあればその表面的な部分だけに蓋をしてあたかもその問題がなかったとか、解決したかのように捉える傾向が強くなり、物事の本質を直視し、解決する努力のできない大人になってしまうものと危惧します。

その意味では私は「あだ名禁止」には反対です。

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