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最善の運動会の在り方について

年代によって運動会のやり方は変わってきています。ただ、ここ最近はその変化が相当激しいものになっているようです。

具体的には時短、学年ごとでの競技などを中心に、短時間で終わる開催方式が増えているとのことです。

ところで、しばらく前ころは、時短云々よりも、協議内容自体での変化があり、そのことに対する賛否の議論がありました。

これも具体的には、徒競走の廃止、組体操の廃止もしくは簡素化などがありました。徒競走は順位付けをすることに対する抵抗感から廃止になったように記憶しています。組体操については相次ぐ事故がきっかけでした。

こうした運動会の在り方の変化の中で最近では上記のとおりの時短開催がもっぱらの方向性です。時短開催のきっかけの一つはコロナが関係しているようです。密を避けるためということで短時間開催にし、また昼食を挟まずに午前だけで終えるということです。

競技を学年ごとで集中して行うのも同様です。

他にも保護者の観覧席にテントの設置をしないことなどもルール化することもあるようです。

時短開催の理由には他にも、熱中症対策があります。昨今の酷い暑さのため、如何にして児童や保護者を熱中症から守るかが学校としての使命となっています。特に児童については運動会までの間に繰り返し練習をすることから、練習中にも熱中症対策が重要となっています。

熱中症対策としてはやはり日よけ、水分補給がメインです。校庭に児童用、保護者用のテントを設置する学校も多いと思います。

これらの理由とは別途、教員の負担軽減も理由の一つになっているようです。教員の長時間過密労働は相当な問題となっているところ、運動会の種目を減らすことは教員の負担軽減に大いに影響します。

以上のような様々な理由から、この運動会の時短傾向は今後も変わらないものと思われます。そして、時短開催を実現するためには、入場行進の廃止、全校競技の廃止、保護者競技の廃止などの方法がとられます。いずれも「昔ながらの運動会」の古き良き部分であることから、やはり保護者の中には寂しがる声が多いようです。

とはいえ、時代と共に最善の運動会の在り方を模索し、実行していくのは学校サイドであり、何より運動会の主役は児童生徒です。時代の変化の中で今後も、一番最善の運動会の在り方を模索していっていただきたいと思います。場合によっては時代が進み、運動会という行事自体が無くなることもあるのかもしれません。そうだとしても、運動会に代わる児童生徒の学びの機会がしっかりと確保されることを期待します。

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