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内密出産と経口中絶薬の使用承認申請-望まない妊娠・出産について

2022年、新年あけましておめでとうございます。

今年もよい1年になりますように。

さて、熊本で国内初の内密出産(仮名での出産)が行われたとの報道がありました。

「内密出産」希望の女性が出産 熊本の病院が発表 (msn.com)

また、年末に、経口中絶薬の導入に関する報道も話題になりました。

「経口中絶薬」の使用 承認申請 国内初 手術伴わない選択肢 | 医療 | NHKニュース

望まない妊娠・出産には、様々な悲劇が伴います。

これを、どうにか制度的に対処しようという社会的なうねりを感じます。

望まない妊娠・出産問題には、いつも倫理の問題が伴います。生じた命を簡単に失わせてよいのか?親が子を育てない、この事態を容認してよいのか?命に対する重みが軽んじられるようになるのではないか、と。

本当に難しい問題だと思います。

でも、やっぱり今のままがいいとは思えません。

仮にどうしても漠然と経口中絶薬の承認や内密出産(これは法整備が必須だとは思いますが)を導入できないのであれば、若年での出産に伴う諸々の弊害(退学を強要される、必然的に高い学歴は望めない場合が多く、貧困に繋がる、社会から白い目で見られる等)を軽くする方法を考えなければいけないのだろうな、と思います。