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給食の持つ価値

昨日の山陽新聞のコラム「滴一滴」に、学校給食について書かれていた。

新型コロナウイルス対策で、喋らず食べること、副菜を減らしていること(配膳時間の短縮のため)という工夫がされているとのことである。

そんな「制限」の中でもやはり子どもたちにとって、給食は「喜び」に他ならないとも。

他方で、給食が「命」に直結している子どもがいることにも触れられている。

家庭内で十分な食事の提供を受けていない子どもにとっては、給食こそが一日の食事のうちでもっとも大切な意味を持つのである。

多くの子どもたちにとっては、「喜び」に他ならない給食が、少なくない子どもたちにとっては「命」そのものであるというこの現実を目の当たりにすると、給食の持つ価値の大きさを痛感すると同時に、何ともやるせない気持ちにもなる。

いつか、すべての子どもにとって、給食が「喜び」に他ならない社会になることを夢見ている。

山陽新聞コラム「滴一滴」URL

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