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減ったいじめ、増えたいじめ(令和2年度調査を踏まえ)

文部科学省による「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸問題に関する調査結果の概要」が今年10月13日に公表されました。

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/viewer.html?pdfurl=https%3A%2F%2Fwww.mext.go.jp%2Fcontent%2F20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf&clen=3044664&chunk=true

毎年行われている調査で、当ブログでも昨年11月9日に令和1年度の報告結果を踏まえた記事を書いています。その記事では、いじめ件数の増加や小学校でのいじめの倍増化などを取り上げて説明しています。

他方で令和2年度の調査からは、

いじめの認知件数は517,163件であり、前年度の612,496件から大幅に減少となっていること

いじめの重大事態は514件で、これも前年度723件から大幅に減少となっていること

暴力行為の発生件数も、66,201件であり、前年度の78,787件から大幅に減少していること

他方で

ネットを通じたいじめについては2年度は18,870件で、前年度の17,924件から増加となっていること

自殺した児童生徒数は415人で、前年度の317人から大幅に増加していること

が明らかとなっています。

このような数字になったのは、コロナによる休校などに起因していることは明らかでしょう。そのため、2年度の調査をもっていじめが完全になくなる方向に進むとは判断しがたい状況です。

むしろ、この度の調査でも明らかになったとおり、ネットを通じたいじめが蔓延していることの危険性についても我々、大人が十分に注意を払う必要があると感じます。

また、自殺した生徒などの数が増加になっていることも大いに気になる点です。コロナがために自宅での生活時間が延び、その生活状況に悲観し、自殺に至ったという事情はありはしないか、詳細もまた調査が必要で、再発防止も必要に思います。

来年度にはいじめは減少し、自殺も減少したとの報告を目にしたいものです。

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