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先生からわいせつ行為を受けた場合、いつまで責任追及できるか。何が証拠になるか。

「学校の先生から体を触られたり、キスをされたりといったわいせつ行為をされた。とてもではないが、周りに打ち明けることも相談することもできない。いつかきちんとその責任をとって欲しいと考えているが、いつまでならその請求が可能か知りたい。また、証拠としてはどのようなものが必要かも教えて欲しい。」

このような被害や相談が後を絶ちません。学校内外にて先生が生徒に対してわいせつ行為を働く事案が多く見受けられます。これが同意なきわいせつ行為であれば当然に民事、刑事上の責任が生じます。

まず、刑事上は、強制わいせつ罪(刑法176条)の適用が問題となります。強制わいせつ罪は、相手方が13歳以上の場合には暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした場合に、相手方が13歳未満の場合には、暴行又は脅迫を用いるかどうかを問わず、単にわいせつな行為をした場合に成立します。

強制わいせつ罪の法定刑は、6月以上10年以下の懲役となっています。

次に民事上は、かかるわいせつ行為に対する損害賠償を請求できます。わいせつ行為のために受けた損害として、治療費、慰謝料などが挙げられます。

問題はこれらの責任を追及可能な期間です。刑事上の責任に対しては公訴時効、民事上の責任に対しては消滅時効ないし除斥期間と呼ばれる期間制限があります。公訴時効は本件では7年、消滅時効は3年、除斥期間は20年です。

従ってこれらの期間が経過する前に責任追及のための法的手段に打って出ることが必要です。

そして、責任追及のためには教師からされたわいせつ行為の証拠を如何にして残すかが重要です。当然、第三者による目撃が期待できないので、目撃証言は難しいと思います。それでも、その時にされた被害の内容をできるだけ具体的にメモや日記に残しておくとよいです。他にもわいせつ行為を受けた際にこっそりと録音を残すなども有効です。

できれば被害を受けたらすぐにでも家族やカウンセラー、友人などに相談をできると良いのですが、そのような行動に出ることができない場合でも、将来のためにきちんとした証拠を残しておくことをお勧めします。

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