子どもにまつわる法律

未成年の子どもが結婚した場合、養育費の支払いはしなくてよくなりますか。

養育費は親から子に対する扶養義務の履行ですから、子が就労するとか、成人に達するなどし、扶養の必要が失われた場合には、養育費の支払い義務も消滅することとなります。子が結婚した場合にこれに該当するかどうかですが、基本的には婚姻した配偶者との間で生計を立てて生活するようになることから養育費の支払い義務も失われると考えて良いと思います。